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業界を知る

金融|証券|保険 の仕事のしくみ

経済の潤滑油と言われている金融業界。銀行・証券・保険会社のいわゆる「金融三業種」の他、顧客に貸出だけを行う消費者金融・リース会社・クレジット会社の「ノンバンク」に大別できます。

◆日本版ビッグバン以降、日本の金融業界の再編


日本の金融業界は、1990年代後半から2000年にかけての金融改革プログラム、いわゆる日本版金融ビッグバンから、この約10年間で大きく変貌してきています。

日本の個人金融資産はおよそ1500兆円。その約50%近くが預貯金で、この割合は海外に比べ著しく高いものです。この個人資産を海外のように投資・運用への比率を高めることで、日本経済の成長を意図している背景がありました。

こうした背景から、特に1998年の金融持ち株会社の解禁、持ち株会社の設立や銀行合併によるメガバンクの誕生、保険会社と他の金融機関との相互参入など、金融業界再編の動きが活発だったのがこの10年です。

◆サービスの多様性へシフトチェンジ

業界再編において、金融業界全体で、顧客の投資や資産運用をもっと自由に活発に進められるように、サービスの強化という大きな課題を抱えていました。

昨今、銀行は金融商品のラインナップや個別コンサルティングの充実など、顧客サービスの拡大を実践しており、預金、ローンをはじめ、保険や証券など銀行が取り扱えない商品はなくなりつつあります。今や銀行は、顧客にとってお金の預貯金だけなく、資産運用やライフプランの総合相談窓口と変わりつつあります

また、個人顧客向けサービス以外に、企業を相手にするホールセール部門も求められる役割が変化してきました。企業の資金調達や財務戦略、年金・退職金制度のソリューション、株式公開支援など、さまざまなサポートへとサービスを広げています。そのため、ホールセール部門で必要となる知識は幅広く、世界経済動向からマーケティング、市場分析力など、高い資質が求められます。